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KAT-TUNが全て繋げてくれた4月20日までの話

KAT-TUN復帰後初のコンサート*1

3日間皆々様お疲れ様でした!!

 

私は初日と最終日に行って来たのですが、2年ぶりに「KAT-TUNの中丸雄一」を見ることが出来て幸せだったなあ~。

本当にかっこよさが血中に染み渡ってて、しばらく体に力が入らなかった。

初日の4月20日、中丸くんが最後に「今日のことを日記に書くんだ!」と何回も言ってたので書きます!自担の言うことは素直に聞くよ!

 

タイトルがなかなか壮大なものになってしまった気がしてならないけど、これが全てというか、今回の記事は4月20日までに起きた出来事、経験を書こうと思う。

 

さて、遡ること約1か月前の3月上旬。

今回のコンサートは友人と2人でチケットを申し込み、互いに初日がダブって当選するという緊急事態(?)から始まる。

2人で話し合った結果、計4枚取ったチケットの内2名分を私が同行者を募集することに。1名は私のフォロワーさんに無事に決まって(その節はありがとうございました!)、後1人を例の如くTwitterで同行者を募集。

https://twitter.com/__sekiya__/status/969579883801165824

もうテンプレートみたいなやつね。

ただ今回どうやら、私たちのようにお友達と協力してチケットを取っている方が多かったようで、「譲ります」がたくさん出ていたので、お声がかからなくてヒヤヒヤしていた翌日。

来たのです。

「you sell out? i want it.」

英語でリプライが!!!!!!!!!

最初はびっくり。本当にびっくり。まさか海外の方からリプライが来るなんて。

震えた手で、チケットを一緒に取った友人にLINEを飛ばす。

「まさかの海外からリプライが来ました」

「うそやん(笑)」

い、いやそうですよねーーーー!!!!私もうそやん!(笑)って思った!!!と思いつつ、本当にこの時は落ち着かなくて、幼馴染でありジュニア担の友人にもLINEを飛ばす。

そしたら、今度はこんな返信が来てまたびっくり。

「よく取引だと日本人限定って括りの人見るけど、そういうことだったのか・・・」

「そんな取引あんの???!!!(見たことねえ!!)」

1日でこんなに驚くこと最近なかったと思う。

そしてその方にチケットをお譲りするか、正直すっっっっごく悩んだ。

海外から来るとなったら、飛行機が欠航する可能性もあるし、本当に来ていただけるのか、当日までコミュニケーションを取れるのか、考えても考えてもマイナスなことや不安しか出てこなくて。

でもとりあえず、返信しなければと思い、「はい、売ってます!」と簡単な英語で向こうにリプライを返す。

そしたら、「How much?when 4.20 can you take me to the concert together?」とリプライが来て、「これはガチや・・・!」と思い、彼女の人となりを知るべく、Twitterのプロフィールやらツイートを勝手に拝見させていただいたところ、どうやら2年前の10Ks!*2にも行ったらしいことが判明。

更にツイートを見てたら、今回のコンサートの「チケット譲ります」という日本語で書いてあるツイートにいろんなところにリプライを送っている。

どうやら見ている限り、彼女が英語でリプライを送っているにも関わらず、スルーされているというのも、何となく見受けられた。

でも私はまだ悩んでいた。

「英語でデジチケや席がランダムって何て言えばいいんだ・・・?」とか、「もう1人一緒に行ってくれる子になんて説明すればいいんだ・・・?」とか、そういう自分本位なことで悩んでいた。

そこでチケットを一緒に取った友人と相談して、一緒に行ってくれる子への現状の説明と、彼女にとりあえず、条件やデジチケのことを説明してみて、それでも良いって言ってくれたらその人に決めようと。

いや、

そんな説明できるほど、英語出来ないよーーーー!!!!!

その日から、彼女に説明するために日本語で作成した文章を様々な翻訳サイトで英文に変換しまくった。(サイトによって全然文章が異なっていたので)

ものの何時間かで根を上げてしまい思わず、「私の拙い英語では対処できない……どなたか力を貸していただけませんか…………」とTwitterに呟いてしまう。

そしたら、何とフォロワーさんから「力を貸すよ!」とリプライが!

嗚呼神様仏様。持つべきものは友という名のフォロワー様だったのか。

そこから、フォロワーさんの力をお借りして、彼女に説明するために日本語で作成した文章を英文に訳してもらった。(その節は大変お世話になりました!!!)

出来上がった英文を彼女にDM*3で送ったら、早速彼女から返信が。

「I buy a plane ticket today!」

私は一瞬思考停止。

えええええええええもう飛行機のチケット取っちゃったのーーー?!!!!!!

ただただ、行動力の早さに驚きを隠せない私。

そして、もう流石にここまで来ると腹を括らざるを得ない状況。

ようやくこの状況になって、もう今までの不安とか全部吹っ飛んだ。

「これは早く言わなきゃ!」と思い、チケットを取った友人、そして一緒に入ってくれるもう1人の子に今回の状況を説明して、2人に承諾を得て、その方と一緒に行くことに。

ここから、彼女とのDMでの会話がコンサート当日まで始まった。

彼女は中国の方で、亀担で、私よりも年齢が少し上で亀梨君と同じぐらいのお姉さんだった。やり取りは英語と中国語。

実は私自身、仕事が接客業ということもあり、最近ヒリヒリと「語学出来たほうがいいな~」と感じていたことや「もっと英語か中国語が出来れば伝えられるのに」と思う機会が増えていたり、最近ハマっているGENERATIONSのメンバー*4が中国語を習い始めていたりするのを見ていて、「これはどちらか喋れていたほうがいいな~」とぼーっと考えていた時期でもあった。

今回またとない大チャンスが来て、「ここがタイミングなのかもしれない」と思い、Google 翻訳を駆使しつつ、自分の友人、仕事場で英語や中国語ができる人をとっ捕まえては(その節はご迷惑おかけしました)、様々なフレーズや国事情、勉強方法・・・色んな方に聞いて、覚えて、書いて、自分で調べて、本を購入して勉強したり・・・というのを行った。

そして、彼女にも拙い英語で「中国語教えて!」と頼み込み、簡単な挨拶や会話を教えてもらった!

間違った中国語を使えばすぐに直してくれたり、中国語で簡単な返信をできるようになったのにも関わらず英語で返信してしまったら、「中国語で!もう1回!」と来たり、彼女は完全に私の中国語の老师となっていた。

顔も分からない人間にそんな風に接してくれるのが心から嬉しくて、私は「もっともっと英語も中国語もできるようになって彼女と話したい!」と更に思い始めた。

ちなみに、中国語でのKAT-TUN3人の愛称は、

亀梨君が「小龟(Xiao gui)」で「亀ちゃん」

上田君が「老大(Lao da)」で「リーダー」あるいは「ボス」(意味を調べた時思わず笑った)、

中丸君が「丸子哥哥(Wanzi gege)」で「中丸お兄ちゃん」

だそう!

「こういう海外での愛称を知るの面白い!」と思いつつ、「どこのヲタクも感じることってあまり差異はないのかも?!」というのも知ることができて、更に語学の面白さに魅せられた!

 

そして、来る4月20日の初日!

もう初日はソワソワソワしまくり。正直、彼女に会って、一緒に東京ドームに入るまで気が気ではなかった。

その日まで、暇さえあれば中国語の自己紹介を口に出してぶつぶつと唱えたり、発音を確かめたりしながら過ごしていて、もうあっという間の日々だった。

彼女から「東京ドームに着いたんだけど、待ち合わせ場所が分からない!」と連絡があり、急いでその場所まで向かう開演40分前。

いっぱいいっぱい口に出して練習してきた自己紹介。向かう最中も頭の中で繰り返していた。

そして、写真と同じキャリーケースを持った女性を見つけて、手を振ったら

不安そうな彼女の顔がパッと明るくなり、思い切って

「您好~!!!」と声をかけると、彼女が「你好~!!!」と言いながら抱きしめてくれた。

この時に用意していた自己紹介がすべて吹っ飛んだ。

「我很高兴!」(あなたに会えて嬉しい!)と喜びを伝え、「说○○」(○○って呼んで!)と色んなことをすっ飛ばした自己紹介をしてしまった。

本当は、「初次见面!我叫○○。 说○○。 请多关照!」(はじめまして、私は○○です。○○って呼んでください、よろしくお願いします)と言いたかった。

でも嬉しさと緊張で吹っ飛んだ。

そして、彼女と一緒に東京ドームへ入場。

会話はほとんど英語と彼女が日本語を少し喋れたのでそこに頼ってしまったのが我ながら情けない。完全にこちらの勉強不足だし、力不足。

ここでも中国語を教えてもらったりしながら、開演を待った。

そして、ついに開演。

3人のシルエットが見えた瞬間に、私は泣いてしまった。

そしたらそれを見た彼女が、思いっきり抱きしめてくれたのがもう忘れられない。

中丸くんを見て、「丸子哥哥!」って叫んでるのを見て、「本当に言うのか!」というまた別の感動をしながら、本編が終わって顔を見合わせて、2人とも胸がいっぱいになってしまって、2人で何回も頷いてた。

アンコールが終わってから、「かっこよかったね!」と言って、またハグを交わした。

彼女に「あなたと一緒に入れて本当に本当に嬉しいよ!」と英語で伝えたら、「私も!」と言ってくれて嬉しかった。

好きなものに、国籍も言葉も関係なく、良いものは良いんだと感じることができた。

そして東京ドームを出て、亀梨君が表紙を飾っている日本の雑誌をプレゼントして、彼女と写真を撮ってお別れをした。

それから、別の席だったチケットを一緒に取った友人と会った瞬間に号泣した。

「全然、英語も中国語も喋れなかった」と、あまりにも喋れなかった自分が悔しくて悔しくて友人の前で泣いた。

友人に「コンサートの感動じゃなくて?!」と戸惑われながらも慰めてくれてまた泣いた。

この初日には、夏からの全国ツアーも発表された。

別れてから、DMに英語で「今日はありがとう!夏のツアーも行く?」と聞いてみたところ、「行きたい!次の席はアリーナね!」と冗談交じりに返信が来て、また彼女と行く約束が出来た。

そう、つまりこの4月20日の悔しさを果たすべく日がやってくる。(チケットが当たれば)(むしろ当たるつもりでいるが)

勉強して、今度こそちゃんと会話ができるようになりたい。頑張りたい。

彼女には「特に中国語は難しいから焦らないでゆっくりでいいのよ!」と言われた。

 

この1か月間色々なことに取り組んで、やりたいこと、夢というものが見つかった。

それは「もっと英語と中国語のスキルを身に着けて、来日した海外の方の手助けや、アテンドできるような仕事や人になりたい。」。

それが今の私の夢、やりたいことだ。

口にすれば叶うと誰かが言っていたから、思い切って書いてみる。

 大袈裟かもしれない。

でもKAT-TUNがすべて、様々な人に助けられながら、彼女との出会いも、私のこれからも夢も繋げてくれた4月20日までの話。

 

中丸くん、ちゃんと日記(ブログ)書いたよーーー!!!!!!

*1:2018年4月20日~22日の3日間東京ドームで行われた「KAT-TUN LIVE 2018 UNION」

*2:2016年の春に充電期間前最後に行われたコンサート

*3:Twitterのダイレクトメール

*4:GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカル片寄涼太